2009年01月30日
ITまつり(主催:中小企業家同友会情報関連部会)のお知らせ
明日1月31日(土)、沖縄同友会情報関連部会eおきなわ主催でITまつりを開催します。
時間 11時30分~18時
場所 沖縄産業支援センター1Fホール
入場無料
ねらいは、以下のようなものです。
(1)子供たちの、自然・科学への興味、関心を引き出し、ものづくりの喜び、思考する楽しみを伝える。
(2)教育界、産業界、地域(親)、行政の四位一体による、新人材育成モデル形成へのきっかけとする。
(3)大勢の方がITに触れることによって、IT関連の仕事に対する理解を広げる。
情報関連部会での意見交換でいつも話題になるのが若い人のIT離れです。
どうやらIT職場は、「3K」とか「5K」とかあるいはそれ以上(キツイ、帰れない、気が休まらない、給料が安い、キリが無い、結婚できない.....)といわれているようです。
でも、私の経験では楽しくて楽しくてしょうがないんです。
例えば「帰れない」じゃなくて「帰りたくない」じゃないかと思っています。
ITの仕事もお客さんの要望に応え企画・提案し、設計・製作していくということではものづくりそのものです。
そこには創意工夫があるし、技術を学び自らを高めていく喜びもあります。
常に新しいことに挑戦し続けることができます。
ただ、その喜びが多いか少ないかには差がありそうです。
小なりとはいえども企画から参加できる仕事は楽しいです。
お客さんの言葉に表れない要望を汲み取り、提案・実現し、「予想以上のできばえです」と言われるのは技術者冥利に尽きます。
そうではなくて、決められた仕様書どおりにプログラムを作る仕事はあまり楽しくはありませんね。
その場合でも技術を磨きあげたり新しい技術へ挑戦したりできることは多いです。
ということで、まずはITのおもしろさを知ってほしいという企画です。
内容ですが、主役は子供たちで、12の高校、大学、専門学校の生徒さんたちの展示や実演です。
全国ロボットコンテストで全国制覇した沖縄高専さんのロボットも間近で見ることができます。
琉球大学さんからはボイスレコーダーキット30台分が提供されており、組み立てて持ち帰ることもできます(先着順)。
沖縄型産業振興プロジェクトさんからはETロボットという自走式でプログラミング可能なロボットをお借りしました。
そのロボットを、学校や企業でそれぞれ独自にプログラムしての競争もおこないます。
中小企業家同友会情報関連部会の企業も9社、出展します。
(有)IT通信の出展は、1年ほど前の台風で中止になった第1回ITまつりでも出展しようとしていた、「オープンソースのeラーニングシステム」とその基盤となる「冗長構成サーバ」です。
eラーニング用のサーバは、基本的には通常のWEBサーバと変わりありませんが、教室でのテスト時など「用意、はじめ」でたくさんの学生が一斉にアクセスするという点で負荷分散を考慮する必要があります。
1台のサーバではクライアント60台程度が限界です。
そこでロードバランサの出番ですが、市販のロードバランサは大変高価です。
そのロードバランサをLINUXマシンを土台にオープンソースのみで構築しました。
昨年より進化した点もいくつかあります。
1つは、ファイルサーバやデータベースサーバのデータを保存する土台のディスクを、DRBDという技術で2台のサーバ間でリアルタイムにコピーし、1つのサーバが壊れたときにも自動的に待機サーバが稼働し、動作を続けます。
また、WEBサーバやロードバランサをディスクレスにし、ネットワークブートでサーバとして動作するようにしました。
全体の構成は、ロードバランサ2台、WEBサーバ2台、データベースサーバ1台、ファイルサーバ1台です。
このうちのロードバランサ1台、とWEBサーバ1台、データベースサーバまたはファイルサーバの内の1台の計3台が停止しても、動作を続けることができます。
今後さらに自動化を進め、ロードバランサ用サーバをネットワークブートで再起動するだけでWEBサーバに変更したり、負荷がかかりそうなときだけ余っているパソコンをネットワークブートで追加のWEBサーバとして動作させたりできるようにします。
http://it-tusin.com/ittusin-panel01-A2outline.pdf
http://it-tusin.com/ittusin-panel02-A2outline.pdf
時間 11時30分~18時
場所 沖縄産業支援センター1Fホール
入場無料
ねらいは、以下のようなものです。
(1)子供たちの、自然・科学への興味、関心を引き出し、ものづくりの喜び、思考する楽しみを伝える。
(2)教育界、産業界、地域(親)、行政の四位一体による、新人材育成モデル形成へのきっかけとする。
(3)大勢の方がITに触れることによって、IT関連の仕事に対する理解を広げる。
情報関連部会での意見交換でいつも話題になるのが若い人のIT離れです。
どうやらIT職場は、「3K」とか「5K」とかあるいはそれ以上(キツイ、帰れない、気が休まらない、給料が安い、キリが無い、結婚できない.....)といわれているようです。
でも、私の経験では楽しくて楽しくてしょうがないんです。
例えば「帰れない」じゃなくて「帰りたくない」じゃないかと思っています。
ITの仕事もお客さんの要望に応え企画・提案し、設計・製作していくということではものづくりそのものです。
そこには創意工夫があるし、技術を学び自らを高めていく喜びもあります。
常に新しいことに挑戦し続けることができます。
ただ、その喜びが多いか少ないかには差がありそうです。
小なりとはいえども企画から参加できる仕事は楽しいです。
お客さんの言葉に表れない要望を汲み取り、提案・実現し、「予想以上のできばえです」と言われるのは技術者冥利に尽きます。
そうではなくて、決められた仕様書どおりにプログラムを作る仕事はあまり楽しくはありませんね。
その場合でも技術を磨きあげたり新しい技術へ挑戦したりできることは多いです。
ということで、まずはITのおもしろさを知ってほしいという企画です。
内容ですが、主役は子供たちで、12の高校、大学、専門学校の生徒さんたちの展示や実演です。
全国ロボットコンテストで全国制覇した沖縄高専さんのロボットも間近で見ることができます。
琉球大学さんからはボイスレコーダーキット30台分が提供されており、組み立てて持ち帰ることもできます(先着順)。
沖縄型産業振興プロジェクトさんからはETロボットという自走式でプログラミング可能なロボットをお借りしました。
そのロボットを、学校や企業でそれぞれ独自にプログラムしての競争もおこないます。
中小企業家同友会情報関連部会の企業も9社、出展します。
(有)IT通信の出展は、1年ほど前の台風で中止になった第1回ITまつりでも出展しようとしていた、「オープンソースのeラーニングシステム」とその基盤となる「冗長構成サーバ」です。
eラーニング用のサーバは、基本的には通常のWEBサーバと変わりありませんが、教室でのテスト時など「用意、はじめ」でたくさんの学生が一斉にアクセスするという点で負荷分散を考慮する必要があります。
1台のサーバではクライアント60台程度が限界です。
そこでロードバランサの出番ですが、市販のロードバランサは大変高価です。
そのロードバランサをLINUXマシンを土台にオープンソースのみで構築しました。
昨年より進化した点もいくつかあります。
1つは、ファイルサーバやデータベースサーバのデータを保存する土台のディスクを、DRBDという技術で2台のサーバ間でリアルタイムにコピーし、1つのサーバが壊れたときにも自動的に待機サーバが稼働し、動作を続けます。
また、WEBサーバやロードバランサをディスクレスにし、ネットワークブートでサーバとして動作するようにしました。
全体の構成は、ロードバランサ2台、WEBサーバ2台、データベースサーバ1台、ファイルサーバ1台です。
このうちのロードバランサ1台、とWEBサーバ1台、データベースサーバまたはファイルサーバの内の1台の計3台が停止しても、動作を続けることができます。
今後さらに自動化を進め、ロードバランサ用サーバをネットワークブートで再起動するだけでWEBサーバに変更したり、負荷がかかりそうなときだけ余っているパソコンをネットワークブートで追加のWEBサーバとして動作させたりできるようにします。
http://it-tusin.com/ittusin-panel01-A2outline.pdf
http://it-tusin.com/ittusin-panel02-A2outline.pdf
Posted by Yosei at 20:01│Comments(0)
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